あいらぶヒグマ(羆)ちゃん♪ ヽ(^▽^ 現実におきたヒグマ事件 その①

【 三毛別ヒグマ事件の復元現地へ行こうの巻 】

よし! 事件のあった三毛別(現:古丹別三渓)へ行ってみよう!

まずは距離感をつかんでみることにするか・・・・。

読者の方々がイメージしやすいように札幌市中央区からの距離感で以下の情報を綴ってみることにします。

まずはマップ参照からいくべ 




この札幌~苫前町三渓までの距離は約200km程。

こりゃあ4時間くらいのドライブは覚悟ですかねぇ・・・・。

しかしながら道中の運転の様子は今回のお話とは関係がないので割愛してみよう。





っというわけで着きました(笑



苫前町ではヒグマがイメージキャラクターなんでしょうか?

これは隣町から境界線を越えてすぐのあたりに見つけたウェルカム看板です。

愛らしい親子熊の絵柄が可愛いですね。



苫前町は風力発電にも力を入れているらしい・・・・。




国道沿いからも大きな発電用風車の姿が並ぶのを観ることができる。

どれくらい発電するんだろう???

風力発電は言わずと知れたクリーンエネルギーを得る装置です。

発電の際には有害物を出さないというのがメリット。

同じ「 発電の町構想 」でも泊村が選んだ原子力発電所の誘致とはかなり方向性が異なっているのがわかるね。




おっといけない。

今回はそんな発電のことを話題にすべくここ苫前まで足を運んだのではなかった・・・。

熊 熊 っと♪ (^ ^)




苫前エリアの中、さらに車を進めてゆきます。

すると随分と目的地も近くなったらしく、道路沿いには事件の名称にも表れている「 三毛別 」の文字が目に入るようになりましたよ。


これは河川案内の看板 

 またもヒグマ看板だ。迫力あるデザインですね



ちなみに橋の欄干部分にもヒグマの親子デザインです 

徹底して「 ヒグマ 」で町のイメージを推しているのだなってのが伝わってくるよ。 





苫前町エリアではこういった公的な案内看板ばかりに留まらず、一般家屋の外壁などにもヒグマデザインを目にすることが出来ました。

これは 
 個人宅の車庫シャッターに描かれていたデザインです。

 『 引き手熊 』
 

今進んでいる道は「 ベアロード 」と名付けられているらしい・・・。

図案は色々と種類があるようだよ。。

っということで道中はこのデザイン柄の違いをみつけて楽しんでみたぞい。



 『 背負い熊 』





その後、車は残り距離10kmの地点まで到着です。




この辺りまでくるともう辺りはすっかり畑地帯。

なおかつその背後には緑豊かな原生林の山が続いていたよ。





その昔、ヒグマによる開拓者らへの獣害が発生した地域(※厳密に言えばその地域からさして遠くない場所)。

今となってはそんな開拓者らの努力の賜物が実り豊かな作物の海となって眼前に広がっていたよ。






開拓当時はまだ植え付けできた作物の種類も限られていたことでしょう・・・。

それが今では水田を作り稲穂が輝くまでになっています。


開拓者って凄いよね。





実った穂は自らの重みに耐えきれずお辞儀です。

この姿は「 豊さ 」の象徴のように思えて好きなんだぁ♪


( ※参考:現地入りは2012年9月6日でした )




更に事件現地そばへと進んでゆくと「 三渓神社 」なるものがありましたので車を止めてみます。。




ここには「 熊害慰霊碑 」が建立されていたよ。 




慰霊碑には犠牲者らの名前が刻まれていました。

これから訪れる予定の三毛別ヒグマ事件現地は今なお野生のヒグマが出没する地域です。

良ければこの神社へも立ち寄って「 今日、自分自身がヒグマ被害にあったりしませんように・・・・ 」や「 犠牲者の方々、どうか安らかにお眠りください・・・ 」といったお参りを済ませるのも良いかと思います。

各言うチャキさんも、ここでは参拝してから先へ進もう。






さぁ 無事にお参りも終えることが出来ました。

もっと先へと車を走らせてみることとしよう。




っと今度は橋が・・・・。






奥に見えている建物横を通る際にチラ見した案内看板に「 射止橋 」の文字を見つけたので再度車を止めて見た次第です。





画像に残した橋の名前は「 射止橋( うちどめはし ) 」。

三毛別ヒグマ事件では加害熊に対して鉄砲が使われています。



当時、集まった駆除隊が三毛別川の向こう岸から闇夜に身を隠しつつこちらの様子を伺って居た加害熊に対して発砲。

この時の弾がヒグマへと命中した。

これにより手追いの状態に至らしめることに成功したことが、後々の駆除に大きく貢献したことを記念して橋に「 射止 」の文字を配したのだそうです。

もしもここで「 手追い 」ではなく「 駆除 」出来ていたのであれば・・・・。

その名称は「 射止橋 」ではなく「 仕留橋 」に変わっていたかもしれませんね。






この橋周辺の写真を撮影していた矢先にも キタキツネ が顔を出してきました。

ここが森のそばであることを再認識です。


( ヒグマは出てこないでね・・・・ )








さてさて道草ばかりも食っては居られない。

目指す再現地まであと少しです。

現地はどんなところなんでしょうね・・・・?

場所が場所、過去に起こった出来事が出来ごとなだけに
「 期待に胸躍らせて 」とはゆきませんが別な意味でドキドキ感は高まってゆきます。


独りで来ちゃったしなぁ・・・・

    
いな・・・・ 不安だぞ・・・・( ドキドキ )・・・。





とにかく先に進もう・・・・。






この辺りはもう既に事件のあった地域なのでしょう。

事件の発生場所となった住所は旧名称で「 北海道苫前郡苫前村三毛別6線沢 」であったはずです。

たった今、傍らに見かけた橋の名称看板にも同じ「 6線 」の文字が入っていました。






そうこうするうちにぃ・・・・。


【 つづく 】




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