あいらぶヒグマ(羆)ちゃん♪ ヽ(^▽^ 消防・救急とクマ

【 消防とクマの関係 】

野生動物であるヒグマと火災を抑える役目の消防の間にはなんら関係が無いように思えるよね。

だけれど実際にヒグマが住宅街のそばに出没すると彼ら「 消防関係者 」らも現場にやってくることがあるみたい。

まぁ とりあえず消防という組織自体が市の職員という位置づけなので「 役場関係者が現場にかけつけた 」という意味でもこの動きは理解できるかなと・・・。

それに自前の車両を走らせて地域に「 ヒグマ出没中 警戒を! 」と呼びかけてまわる広報活動にも彼ら消防職員らは貢献できそうです。

とはいえ・・・・。

これがヒグマの捕獲や補殺の作業となると話は別になるだろう。

元々消防署員らのお仕事は「 防火の啓蒙活動 」と「 火災発生時の消火活動 」が主軸です。

 
画像著作:パブリックドメイン扱いの画像です

勿論ですがヒグマを捕獲する役割は本来担っていないことになるはずだ。

もちろんですが彼らは銃の携帯はしていませんからヒグマを「 殺処分する 」ことは当然ながら無理。

せいぜい出来たとしても「 捕獲作業 」ということになります。

でも消防組織でヒグマを捕獲するための道具って持っているのだろうか?

ヒグマを捕獲する道具といって連想するものはぁ・・・・。


罠?かな

でも罠って仕掛けるのに狩猟の免許が必要になるので消防がやることではないだろう。


では網?

網を投げかけてヒグマを捕獲する・・・そんな荒技に挑む人っていないよね(笑


ほんじゃあ麻酔銃を使う?

いやいや彼ら消防では麻酔を扱う免許もないし銃器の携帯許可もない

っというわけで麻酔銃を消防が持ち出すこともあり得ないように思えました。

こう考えてみると消防はヒグマを捕獲する術を持っていないという結論に達してしまうね。


とはいえ、大型の罠をしかける際の人手供出であったり、殺処分にしたヒグマを山から下ろす際の人手供出には彼らだって大きく貢献できそうです。

上記してきたように改めて考えてみると消防とクマの関係って「 地域への広報活動 」と「 単なる人手の供出 」くらいしか無いのではないかと思えてきます。

これは彼ら消防署員らの
能力が低いという意味ではなく、元よりヒグマ対応のために組織されたり準備された組織ではないということが一番の理由だよ。

ここでもう一度確認しておこう 
(´・ω・`)b

消防署の隊員らは「 火消し 」がお仕事であり、野生動物の捕獲・補殺は本来の業務範囲を超えている。

銃すら持たない消防隊員らはヒグマに対していわゆる「 丸腰 」の状態だ。

皆さんならば丸腰状態でヒグマの目の前へ出てゆけますか?

僕なら御免です。


たまに市街地にエゾ鹿が迷いこんで警察・消防などが奮闘したあげく相手を捕獲する映像ニュースが流れます。

あれの延長としてヒグマでのケースを考えるのは間違いだってことになるのが理解できたかな?

「 エゾ鹿もヒグマも同じ野生動物 」

でも見方を変えれば
「 エゾ鹿とヒグマは同じ野生動物ではない 」のです。

危険度の高低を考えれば「 同じ 」であるわけがない。


僕らはヒグマ対応の部署として消防組織に過剰な期待を寄せてはいけないと思うんだ。

ヒグマが近所に出没した際に彼らに望むべき役割は
「 知らせてくれること( 広報活動 ) 」「 人手供出という後方支援 」だけに限るべきじゃないかなぁ。

それ以上を消防職員に望み背負わせようとするのは酷というものだろう。

先の項目27番「 警察とクマ 」では警察組織ですら僕ら住民がわは彼らに過剰な期待を寄せるべきではないと書いてきましたよね。

項目28番「 消防・救急とクマ 」まで読み進みてくると警察も消防も対ヒグマとなれば過剰な期待を寄せてはいけない組織ということになることが判っていただけたでしょうか。

皆さんもこの辺りのことをしっかりと覚えておいてあげてくださいね。






【 救急隊とクマの関係 】

消防署は救急隊も併せて持っています。

救急隊の役務は
「 怪我人の救護 」「 怪我人の搬送 」が主たるものになるでしょう。

※怪我人という部分は病人と読み替えることも出来ますが、今は対ヒグマで考察しているので怪我人という表現で統一してみるね


ヒグマと人間が直達的な接触を持つと怪我人が発生する確率は高そうです。

こういった場面では救急隊の活躍は大きく期待されることになるよね。

通常業務の遂行☆

つまり自分たちが一番得意としていて元よりその役務遂行のために組織された事由への対応であれば
「 怪我人救護ならば任せてくれ! 」ということになるってことだ。

こういう視点で眺めてみると救急隊の方が対ヒグマに際しての活躍・期待度が高いとも言えそうですね。

 
画像著作:Sehsuan

とはいえ怪我なんてしないのが一番だ 
* * ) 痛いの嫌だよぉぉぉ〜・・・。

救急隊員らの世話にならないで済むようにヒグマ出没地区の住民や、出動する各組織のスタッフの方々は充分に怪我には気をつけてくださいね。

相手(クマ)との距離をとる イコール 怪我になりようがない です♪

^ ^)σ ヒグマ対応の際にはその距離感も大切にね☆



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