あいらぶヒグマ(羆)ちゃん♪ ヽ(^▽^ 近所に熊が出た!さてどう対処する?

近所にヒグマちゃんが出没した!

実際にヒグマの姿を自分は見ていないがテレビやラジオ、新聞などがそう報じて騒いでいるぞ。

どうやら出没したというのは本当らしい・・・。

では どうする? f( ̄  ̄ ) え〜と え〜と・・・。

対応には大別すると2種類あるはずだよね

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@


その1: 無視していつもどおりに暮す

その2: 何か対策を講じる



@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

その1を選ぶなら何もやることはないわけだ。

そのかわりに何も対策を講じていないのですから
「 ヒグマによる危険を低減させる 」といった結果にも繋がらない。

その2を選び対策を講じようとする人たちの考えは
「 ヒグマによる危険を低減させる 」を実現させようとするものであるはずだ。

ヒグマちゃんは時には人を襲い殺してしまう。

最悪は人を食べてしまうこともある動物。

結果、
「 その1:無視していつもどおりに暮す 」は選びづらそうです。

多くの人はやはりその対応レベルの高低差こそあれ、
「 その2:何か対策を講じる 」を選ぼうとするのではないでしょうか?

ここで
「 対応レベルの高低さ 」という言葉を使いました。

ヒグマに対し危険だと感じる度合いというものは、各個人間に差があるものです。

おのず反応といいますか対応の内容にもレベル差が出るものだと思えるよ。

そこで以下にその対応の高低を意識した行動を書き出してみました。



対応のレベル:低い


 テレビを眺めるなど徒然に情報を得るなど「 ヒグマの出没」の情報を受け身的にもつ。

 世間話しでの話題や町内会の寄り合いなどの場において、率先してヒグマ出没の情報を供用しようとする。

 正しいヒグマの知識を得ようとインターネットや本を読みこむなど、強く能動的な情報収集に努め始める。

 いつも通りに暮してはいるが都度周囲を警戒し視線を配るなどヒグマを早い段階で発見しようとする

 生ゴミを収集車がやってくる直前に出そうとするなど時間的範囲の小さな枠の中で生活の工夫を持ち込む。

 夜間には外出をしないようにするなど時間的範囲の大きな枠の中で生活の工夫を持ち込むようになる。

 昼夜間問わず外出を控えはじめ、時間的範囲の枠を最大域とする生活支障へと発展する。

 住宅街であっても熊鈴を装着したうえ行動するなど明らかに通常の生活スタイルから変貌する。

 外出する際には必ず車を使い身を守る工夫をするなど現実の遭遇を前提とした対策行動へ発展する。

 家庭菜園も潰して廃棄するなど本格的にヒグマとの遭遇機会を滅しようと尽力する。

 ベアスプレーの購入を意識しつつ傘や鉈(ナタ)の携行をし「 武器の所持 」を現実のものとしはじめる。

 ハンターのよる駆除活動の導入を本格的に願うようになる。

 自らベアスプレー(※一般人の所持出来る対クマ最強の武器)を所持し自己防衛力をMAXに引き上げる

対応のレベル:高い



色々と書いたけれど、要は

第一段階 「 情報や知識をもとう 」

第二段階 「 地域と問題を共有しよう 」

第三段階 「 遭遇を避ける努力をしよう 」

第四段階 「 遭遇することを前提に考えておこう 」

第五段階 「 自ら戦うこともあるといった前提で策を考えよう 」


ということだ。

  画像著作:spisharam

どのレベル域までの対策を講じるのかは各個人が選択することです d(´・ω・`)

ですからどこまで何をするのが「 正しい 」とは一概には言い切れないよ。

ただここで一つ言い切れることもあるんだ。

それは
「 ご近所様の多くはヒグマについて殆ど何も知らない。無知に等しい 」という現実です。

これが何を指すかというと
「 周囲の人がとっている対策レベルと同じことをやっていればそれで正解(安全である)とは限らない 」ということだよ。

近所にヒグマが出没した際に大事なことは
「 自分を頼りにして対応レベルの設定や決断をすること 」です。

もしもですよ、貴方の暮す地区のことをヒグマちゃんが餌場の一つとして認知学習してしまうようなことがあれば彼らは必ず再来してきます。

とはいえ、
『 家庭菜園を潰して即刻廃棄処分してください 』とご近所さん達へと貴方が直接依頼をしたとしても、ご町内の方々がこれに賛成&同意し行動してくれるかどうかには強い疑問が残ることとなるでしょう。

こんな1点だけをとってみても地域ぐるみでの対応行動・足並みというものは揃えづらいものとなるはずなんだ。

ヒグマなんて怖くない と考えている人と ヒグマは怖い と考えている人とでは当然ですが取る対応は異なるのです。


ヒグマちゃんは時として危険動物であることは事実ですが、滅多なことでは人間を襲うこともないのもまた事実です。

つまり無謀・無防備な方から順にヒグマの害に遭い易く、注意を怠らず対応策を講じている人が襲われてしまう可能性というのは限りなくゼロに近いとも言えるはずなんだ。

森に限らず「 近所 」というフィールドであってもこのことは同じなはずだよ。

どのみち地域が一丸となって対応レベルを引き上げるということが出来ないのであれば、自分が後者がわに位置取りできるよう意識して展開したいものです。

っていうか自分が猟銃を所持している猟友会のメンバーでもなければ元より出来ることには限りがあるはずです。

この
「 自分でも出来る範囲 」での対応をしっかりやることが大切なだけなんだよ d(´・ω・`)☆

どこまでを過剰反応・過剰防衛とするかは自分たちで見極めたうえ安全な暮らしを実現しよう♪

ヒグマに対する知識が深くなると「 出会わないようにすること 」の重要性が理解できるようになった。

どう対応環境を整えるべきかもおぼろげながら見えてきたはずです。

そうです! (^ ▽ ^)b

やりあうよりもヒグマちゃんとの距離感を常に適正範囲に保ち、交戦に至らせない努力を続け、基本守りに徹することが最も己の身の安全を図りやすいってことさ。(攻め込まれた時にはきっちり戦う!)

これは我が国保有の戦力である
自衛隊組織のスタンス「 専守防衛 に通ずる概念だ。

日本人に一番似合う戦いのスタイルってことなはずだよ。

ことヒグマとの付き合い方というものを考える時にはキミ自信が「 自衛隊員 」のような専守防衛意識を高めることが大事ってことさね。

集え!ヒグマ自衛隊!(;゜□゜)q ふんむ




また最後に余談かもしれませんがヒグマ的距離感における『 近所 』とはどれくらいの範囲を指し示すのかを記しておきたいと思います。

ヒグマちゃんの行動範囲は個体差もありますが一日に数キロ〜20、30キロ程度を移動するものがあるそうだ。

そう知っていれば「 近所に熊が出た 」というニュースの「 近所 」の示す範囲とは、乗用車を利用したうえ10分やそこらで移動出来てしまう範囲は全て「 近所 」という扱いになります。

ご近所でのヒグマ出没とは実はそれくらい広範囲を巻き込む事象なんだということを覚えておいて欲しいです。


貴方の近所にヒグマは出没していませんか?

対応の決定には考察のベースとなる知識や情報が大切ですからしっかり事前学習を行い自分自身の考えを固めておいてくださいね。





【 その他 】
近所でヒグマが出没したあと、何か身の回りの工夫をするとしたら他にこんなことを工夫したら良いかもよというものを幾つか箇条書きにしておきます。


^▽^)b 参考にしてみてね♪

@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

@
ヒグマのことを甘くみている大人や子供を再教育する。これは意外と簡単な手法で考えを改めさせることが出来ます。まず相手へ「 闘犬として有名な土佐犬 」が引き綱もつけずに自分から20〜30m先にいるところを発見したといった光景を想像させてあげてください。次に「 そいつがお前に襲いかかってきたとしたらキミは相手に勝てるのか? 」と尋ねましょう。ヒグマの本気攻撃はその10倍は怖いんだぞと伝えてやれば随分と現実的なイメージができて『 怖さの学習 』が果たせるはずです。皆さんどこかヒグマ達のことを熊のプーさん的イメージで捉えてしまっているようですので真面目なヒグマ対策を考える際には最初にこの「 ヒグマを舐めて甘くみている思考 」の払拭作業をおこなうことが重要となります。

A
外出の際の服装に「 赤 」を控える。赤い色は「 血 」の色でもあり肉を食べる動物を刺激しかねません。

B
傘などの柄物を携帯しよう。いざというときには武器になります。

C
生ゴミは前日出しはやめよう。家庭菜園も可能なら廃棄処分です。前日まで外の物置小屋で生ごみを保管しているなんて家庭は沢山あると思いますが「 臭い 」のものがヒグマの誘因要素となるのですから注意が必要です。本来はキャンプなどの際にヒグマの誘因を防ぐといった目的を期待するグッズとして「 フードロッカー 」という者があるのでこれの利用がお勧めです。・・・なぁ〜んて言ってもそんな物正直僕だって現物を目にしたことすらありません。僕らに出来ることといえば、ホームセンターで売られている密閉性の高そうなパッキン付きのBOXに生ゴミを保管するくらいのことが現実的に可能な対応策だと思われるっす。ずばりそれはクーラーボックスのことだよ。でっかいの買ってこようね d(^▽^
) ♪

D
早朝と夕暮れ、夜間は特にヒグマが活動を活発化させる時間帯であることを意識する。ただし昼が安全という意味ではありません。あくまでも夜間よりはということです。

E
複数人での行動のほうが会話をするなどの結果としてこちらの存在をヒグマに事前に知らせることができるため無用な両者の遭遇機会を減らすことができるはずです。

F
2階だての建物であれば階上の部屋で寝る。電話もその際は同一の部屋に携帯しておく。もしも窓を破るなどしてヒグマが家中へ侵入してきても階上の方が時間をかせげますし戦況は立ち位置的にも有利となります。電話は勿論ですが通報目的に使います。事前に充電も忘れずに!

G
ヒグマを目撃した際の通報先を確認しておく。ちなみに110番でOKです。

H
住宅街に近接する木立でも絶対に甘くみないこと!そこにヒグマが潜んでいる可能性は非常に高いのです。意外なほど近くで平気で行動していることがある。それが熊という動物なんだよ。迂闊に裏山や裏藪に入るのはお勧めできません。


I
住宅街に平気で出てくるようなヒグマは熊鈴の音程度のものはさして気にしていない節がある。自動車の往来が激しい道路の脇に座っているのを目撃されているくらいですからねぇ〜。とはいえ「 鳴り物 」は出遭い頭遭遇を避けることができるのでラジオの携行などは有効かもしれません。

J
熊の目撃情報が多発しているような場所ではジョギングは禁為。道路横の藪の中に潜む熊が居たとすれば走りこんで自分へ向かってくる人間は交戦対象となりやすいのです。

K
犬を連れた散歩ならば「 犬 」がクマ避けになると信じている飼い主が多いがこれは誤りです。犬が吠えたてると熊は興奮して襲ってくる場合もあるそうです。それに昨今の愛玩犬たちならば、「 危なくなったら飼い主が僕を守ってくれるはずだ 」くらいに高をくくったうえで熊に吠えたてていると考えるくらいのほうが正しいのかもしれませんよ。


っとまぁ 挙げだしたらキリがないのでこの辺でやめておくとしよう。



あいらぶヒグマ(羆)ちゃんトップページへ戻る  >  項目一覧へ戻る


Copyright (c) 2012 Chaki All Rights Reserved  あいらぶヒグマ(羆)ちゃん